リロンデルの閉店を知ってから1週間…
どうも失恋した気分がぬぐえまへん
そう、まさにひと夏の恋が終わったかのような…。
「リロンデル」は、本郷にあった美味しい料理のお店。
昨年9月17日のブログに書いた、負け試合の後に行った「某店」である。
去年の春先だったか…水道橋駅から真砂図書館へ行く道を、
いつもと違う裏道を通ってみたところ、フェンスにくくられた
黒板を発見…でも、全部欧文。
まぁ、料理屋のメニューだということは分かったので、
矢印の方に行ってみたところ、緑色に塗られた、いわゆる「隠れ家的な」一般家屋が。
でも、中の様子は見えない。
うーむ…時間が夜6時過ぎだったので、この時間じゃ
お茶だけだと断られるかもな…と思い、発見初日は撤退した。
しばらくしてまた仕事帰りの図書館への道すがら、店の前を通った。
前回と時刻的には同じぐらいだったが、今度は意を決して扉を開け
「あの〜もうお食事の時間ですか?お茶だけじゃダメですか?」
と尋ねてみたところ
「どうぞどうぞ」
と快く招いていただいた。
中はレトロな欧米の食堂というようなイイカンジ
コーヒーとピーカンタルトを注文したがこのタルトを
一口食べて、私は「当たり!」と思った。
そして「時間に関係なく、いつでもお茶だけでも結構ですよ」とのこと♪
その後、1度だけ友達を連れて行ったが(友達も絶賛!)
いつも1人で行って、このカンジの良い店で
ゆっくり本を読んでいた…幸せな時間でした。
グリーンカレー、美味しかったな。
鶏モモと野菜のタジンも…ウチもタジン鍋1個買ったもんね。
何を食べても美味しかったリロンデル。
ほかにももっともっといろんな料理を食べてみたかったけど…
…なんかグリーンカレーばっかり食べてたなぁ
だって、いつでも食べられると思ってたんだもん…
こんなに早く閉店してしまうとは思わなかった
何度か通ううちに、ご夫婦かと思ってたらお姉さんと弟さんであることや青森のご出身だということがわかったり、ミニチュアダックスのチャイちゃんにも会えたり、夏には「出来すぎちゃったんで、よかったらもらってください」と立派なゴーヤをいただいたり。
そうだよ、7月の終わり頃には「1周年なんです」と言ってたんだよなぁ。
立地からして儲けよういう気はハナから無さそうだったし、
あの内装からして、2年足らずで閉店することは想定してなかったと思うし…
…やっぱ立ち退きか何か、彼女らの都合ではなかったのではないかと想像してしまい、若い2人が気になります
閉店は昨年の12月27日だったことをどこかのブログで知った。
私は10月ごろに行ったら臨時休業だったことがあったり、
図書館も日曜のプール帰りに行くことが多くなったりで、
しばらく行けなかったのだ。
で、先週。
1度連れてった友達とまた行こうということになり、
「今度は電話してから行った方がいいね」と電話したら
「この電話番号は現在使われておりません」
え?え?どーゆーこと???
そして店の前まで行ってみたら、建物しか無かった…
教訓「いつまでも あると思うな 美味い店」
都内のどこかでお店始めるんだったら、また行きたいなぁ。
このブログが彼女らの目に留まることは無いとは思うけど…
みなさんのお近くで今年開店したお店で、美味しくて、
青森出身の姉弟がやってることが分かったら、ぜひ教えて!
リロンデルかもしれないから…。