仕事中に、携帯に電話がかかってきた。
電話番号の表示しか出ない。商店に取り寄せ依頼などしていると、未知の番号から電話が来ることがあるが、その覚えも無いし…。
仕事中の携帯にはいつもそうするように、廊下に出てから電話に出た。
ちょっと警戒しながら。
「はい」
「あの〜、U野K子さんの携帯ですか?」
「は?」
U野は友人である。
「U野K子さんの携帯ではありませんか?」
ははぁ〜ん…聞き覚えのある舌足らずな声…
「そういう貴女はマスコさんではありませんか?」
「え!?」
「こちらはU野K子ではなく、SUEの携帯です
」
「やっだ〜!なんだびっくりしたぁ〜! 私、自分のこと何も言って無いのに、なんでわかるの〜?と思ったよ!」
U野K子もマスコも、高校時代の仲良しグループのメンバーである。
池袋で飲んで踊って騒いだり、高2の夏休みには、当時は悪名高かった新島に行ったり、いやぁ〜いい時代でした(^o^)
そうそう、新島でK子とY子と私がローラースケートやってたら写真を撮られて、JTBのツアーパンフレットに載ったことがあるのよん♪…というとカッコヨサゲだけど、実はぜんぜんカッコヨクなくて…という話はまた次の機会に
マスコともその宴会以来会ったなかったが、
わかっちゃうんだなぁ〜♪
耳の良いワタシ
「Kちゃんに用事があってさぁ。SUEの携帯番号って…あぁ、
1行間違えてかけたわ〜
」
もう何年も前であるが、仲間内の宴会(クラス会もどき)をやった時に作った名簿を見て電話したようだ。
間違い電話のついでに、近況報告。
「体調はどう?」
「おかげさまですっかり元気♪」
「誰かに会う?」
「マサキやレイコとは時々会うよ。元気だよ」
「私も最近はもうヒマだからさ〜 集まりたいよ〜」
この春、上は高3、下は高1になる姉妹の母。下の子の高校も決まって、ヒマを作れるようになるらしい。
「そうだね〜♪ 今度はさ、Kちゃんだけじゃなくて私にも用事作ってよ(^_-)-☆」
仕事中でもあったので長話も出来なかったが、楽しい間違い電話だった。
たまにはこんなのもいいよね