ここ2週間ほど、いつも考えているわけでもなかったが、ふとした時に気にさわる心配事があった。
結論としてはシロだったのだが、
乳癌の疑いがあったのだ。
今となっては「疑い」というのもオオゲサであるが、会社の健診で、乳癌検診の1次検査である超音波でひっかかり、通達が来たのがおよそ2週間前であった。
「右乳房石灰化」が疑われるというのだ。
「石灰化」というのは、シコリがどうこうではなく、また、良性、悪性があるようだ。
しかし、やっぱり「右」かよ
そして1週間ほど前に2次検査であるマンモグラフィ撮影をした。
マンモグラフィ撮影については、3月の婦人科ドックで経験済みだったのでどうってことはなかった。
よく「ものスッゴイ痛いのよ〜!」と言う人がいるが、生理の前か後かなど、体調によってもかなり違うようである。
「まず左右2枚ずつ撮り、写真の状態によって、あと2枚撮ります」と言われたのだが、結局「あと2枚」撮ることになり、しかも器械の部品をあちこち交換しての撮影になったので
「なんだよなんだよ
なんか影でもあったかよ
」
ってカンジで、少々ビビったのも事実
そして今日、会社を早退して、午後から病院に結果を聞きに行き、
結果はセーフ!
ふぅ。
しかし「乳癌年齢」と言われる世代。今後も検診は毎年受けようと思う。
さて、以下余談。
疑いが晴れ、お茶でも飲んで帰ろうと駅ビルに寄り、まず書店で文庫本を買い求め、サ店で読み始めたのだが…
…「偶然の一致に気付いて息を呑んだ」と書く筆者と同じ思いをすることになった。
その文庫本は、村上春樹『東京奇譚集』(新潮文庫)。村上春樹は好きな作家なのだが、近頃は読んでいなかった。
こんなことってあるんだなぁ…詳細は本のネタバレになりかねないので、とりあえずナイショ(^_^;)
【好】