今日は愛猫はちのすけの一周忌。
1年なんて早いものだ。
ハンサムで賢い男は、優しくない。
賢くて優しい男は、ハンサムでない。
優しくてハンサムな男は、賢くない。
ハンサムで賢くて優しい男なんて、お目にかかったことがない。
しかしその3点を兼ね備えているのが、はちのすけだった。
目が見えているのかどうか…という赤ちゃん猫が
渋谷センター街で、道行く人に踏まれそうになっていた
時に、弟に出会った。
命名の由来はもちろん忠犬ハチ犬との渋谷つながりだ。
当初、弟の部屋で飼われていた彼は、
弟が一人暮らしをするにあたって、わが家の猫となった。
そんなわけでしばらくは人見知りが激しかったが、
いつのまにか私の無二の大親友となった。
彼の思い出の中で忘れられないことの1つが、
父の死に際し、彼が涙を流したことだ。