ペナントが終わってつまんないなぁ…
と思ってたら、新聞に
「プロ野球マスターズリーグ」のチラシが入ってきた。
東京ドームで行なわれる東京ドリームスと大阪ロマンズの試合の宣伝で、しかもこのチラシを持参すると、内野自由席が無料というのである。
大阪ロマンズの主な選手の名前を見ると、真弓、亀山、八木、福本、川藤…行ってみたくなるじゃ、あ〜りませんか
「満席の場合はお断りすることも」との但し書きもあったが、毎週行ってる指圧の帰り道でもあるし、寄ってみることにした。
超満員!ということは無いが、観客は1階席だけだが、結構いた。
私は階段をあまり下りなくてもいい後ろの方の席に座り、5回ぐらいから観戦した。
東京ドリームスは辻 発彦や 屋鋪 要、投手・西崎幸広、斉藤明夫など懐かしい顔ぶれが揃っていたが、大阪ロマンズは、かろうじて「南牟礼かぁ。懐かしい」というぐらい。私のファン歴がたかだか13年程度ということもあり、あまり知った選手はいなかった。
※同日に阪神vs巨人のOBの試合がどこかであったようで、そちらに出場していた選手が多かったようである。
しかし、楽しかった
まずオドロキはユニホームが派手なこと
大阪ロマンズは緑ベースのユニホームに、バットも緑。
東京ドリームスのラベンダー色のユニホームには袖にレインボーカラーがあしらわれており、袖に一番広く使われてる黄色をバットにも使っていた。
そして、なんと審判は明るいピンクのシャツ(?)にベージュのズボンである。いいじゃんいいじゃん
そして、アナウンスが場内に聞こえるのだ。
大阪ロマンズの近田投手がマウンドに上がって1球目を投げた後、
「近田投手はスイッチピッチャーなので、きっと右でも投げてくれますよね〜 見たいですね〜 みなさん!」
観客歓声。セ・パ両リーグでは1人の打者には左右どちらか一方で投げなければいけないルールがあるが、マスターズリーグはOKらしい。
そして歓声の後、右で1球。また歓声。
次にまた左に戻すと「さっきの右の方が良かったみたいですね〜!」
観客爆笑
決してやかましくない、ゲームの邪魔にならないアナウンスは、好感が持てた。
内野自由席の観客は小さな子ども連れの家族もいたが、目についたのは老夫婦と、ユニホーム姿の少年野球(試合の帰り?)の子どもたちだった。
たしかに、野球好きなら老人も子どももゆったりと、しかし真剣勝負を楽しめるのがマスターズリーグであるかもしれない。
だって、辻 発彦なんて一塁に全力疾走ですよ!
野球ファンはそういうの見たいよね。
結果は
5−2で大阪ロマンズの勝利。
また見に行きたい、と思った。