T大学病院の脳神経外科に行ってきた。
結論はまだ出ていないものの、慢性期のリハビリ診療をする病院って、思ったより無いようである。
脳神経外科的にはもう抗けいれん薬の服用だけで、さらなる治療は必要ないとのことだ。
薬はあと1年半ぐらいは服用しないといけないらしい。手術後2年は、服用することで抗けいれんのメリットが高くなるそうだ。しかし2年以上経つと、服用しないことが副作用のリスク解消になるという。
こんな話はM病院では聞けなかった。聞かなかったからだろうか。
しかしT大病院のリハビリ科は急性期の患者に特化しており、私のような慢性期の患者は「困ったなぁ」ってカンジのようだ。ムゲにも出来ないのは、M病院の脳神経外科だけでなくリハビリ科の紹介状も提出したせいかもしれない。
とりあえず脳神経外科からの患者ということで、医師がリハビリ科への手続きを行なった。
これでリハビリ科からの連絡待ちとなり、T大病院でリハとなれば投薬処方も“しょうがないから”同脳神経外科で行ない、他の病院のリハを紹介されれば薬もそちらの病院で、ということになった。
(翌日電話があり、とりあえずリハ科の初診に来るようにとのことだった。)
“しょうがないから”とは、医師がリハビリ科医との内線電話で言ってしまったのである。まぁ、投薬だけとは医師にとっては手間ばかりの仕事であろうから、本音が出たのだ。
自宅から一番近い脳神経外科&リハビリ科なんだから“しょうがない”とはこっちが言いたいくらいだ。
しかしこの医師に話を聞けて、有意義だった。
M病院の主治医は患者に「いろいろ聞いてみよう。話してみよう」という雰囲気に欠けるところがあった。