今年6月撮影の むー。貴重な写真である
放蕩娘が帰ってきたようだ。
「クロが死んだ」で触れた野良猫の むー である。
数ヶ月ぶりに、ウチの庭にごはんを食べに来たようだ。
何食わぬ顔をしてごはんを食べていたが、どうやらまたお腹を大きくしているらしい…
叔母が室内飼いしている猫4匹は3世代4匹とも むー の子どもたちであり、また先月はクロの兄姉の不妊手術で一騒動あったばかりである。
「クロが死んだ」で、区の“野良猫去勢・避妊手術事業”で当選したことは書いたが、その際の指定病院にかなり振り回されたのだ。
病院から返信されるハガキに候補日が書かれているのだが、後から電話で都合を押しつけて来たり、「2匹連れて来られてもタイヘン」というのでまず1匹連れて行くと「2匹連れて来なかったんですか?」と言われたり…
すべて院長ではない女性の応対であったようだが、要は、この病院にとっては野良猫の去勢・避妊手術事業などという金にならないシゴトは「しかたないから やってやる」なのだ。
「犬猫の正しい飼い方普及員」の方や区の方でも、野良猫の去勢・避妊手術事業についてのその病院の応対は承知しているようだった。
で、そんなことがあってなお、むーの懐妊。
わが娘のことのようにオロオロする叔母には
「おそらくあちこちでごはんをもらってるはず。ウチで産むとは限らないし、産んだら産んだで、その時に考えよう」
と言ってある。
だって本当に、今われわれが悩んでもしかたないことなのだ。